トヨタ自動車の伊原副社長が講演会

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[ 2014年 7月 12日 土曜日 9時44分 ]

 長野県経営者協会飯田支部は10日、トヨタ自動車の伊原保守副社長(62)を講師に迎え、飯田市内で講演会を開いた。同会員ら約300人が参加。伊原さんは「トヨタ自動車のグローバル戦略について」と題し、トヨタが進める改革をはじめ、日本および世界の市場変化、国別の重点課題と対応方法、マネージメント方針などについて語った。

 伊原さんは飯田市出身で、小学4年まで丸山小学校に通った。その後父親の転勤に伴い岐阜市に引っ越したという。京都大学法学部を卒業後、1975年にトヨタ自動車販売に入社。海外営業部門(75―94年)、調達部門(95―2001年)、非自動車部門(02―08年)などを経験し、07年から2年間、トヨタ輸送の社長を務めた。09年にトヨタ自動車に戻ると、専務役員を経て13年に副社長に就任。新興国を担当地域とする第2トヨタを取り仕切っている。

 講演で伊原さんは、トヨタの販売・収益の推移に触れ、リーマンショック、リコール問題、東日本大震災などで急激に生産台数が落ち込んだ経験から、「いくら台数、収益を上げても急激に生産台数を減少させると、仕入先、販売店、お客様、地域に大変な迷惑をかけてしまう。何よりも持続的な成長が大切」と強調。また、「大企業すぎて決断が遅い。競争を勝ち抜くためには構造改革が必要」と導入した、社内を第1トヨタ、第2トヨタ、レクサスインターナショナル、ユニットセンターの4部門のヴァーチャルに分け、それぞれの部門を担当する副社長が決定権を持つビジネスユニット制度(小さなトヨタ)などについて紹介した。

 このほか、自身が担当する第2トヨタの新興国について、燃費規制の先進国化、通商ルールの変更による自由貿易圏の拡大など刻々と変化する状況や、現場優先、臨機応変、コミュニケーションといったマネージメント方針を説明。その上で、「第2トヨタ地域は成長のポテンシャルが高く将来が楽しみ。10年後、20年後どんなトヨタでありたいかの夢を描き、この夢を地域、国の関係者全員と共有し、ロードマップ、方策の作成と実現を目指したい」と力を込めた。

  

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