ファーマーズヘブン盛況、太鼓やダンスで出迎え

地域の話題

[ 2010年 5月 7日 金曜日 12時46分 ]

 ファーマーズヘブン2010は3、4の両日、飯田市千代のよこね田んぼと龍江の今田平で開いた。昨年は今田平の天竜川河川敷を会場に、農やエコに興味のない人にも関心を持ってもらうことを目的に多彩なイベントを実施した。ことしは「種まき祭」をテーマに、農業にかかわりを持つことで都会と南信州をつなげていくことを目的に田植えや野菜づくりなどを音楽とともに計画した。

 初日はよこね田んぼで予定していた田植えが、天候不順による寒さで苗の成長が遅いためできなくなるハプニングも。岡島英由実行委員長(29)=上郷別府、農業=は「自然環境の影響を受けるのが農業。いつでもできるような感覚でいる人もいるが、農業はできる時もできない時もあることを知ってもらうことも大切」と指摘。田んぼに裸足で入り土の感触を体感してもらう企画に急きょ切り換えた。

 参加者は当初の予想を上回る延べ200人が地元をはじめ東京、静岡、名古屋、岐阜などから集まり、関係者を喜ばせた。初日の昼過ぎに遠州から13人が到着すると、太鼓や拍手で出迎え一緒にダンスをして盛り上がった。

 遠州の13人のうち飯田市宮の上出身の久保田雄大さん(26)=浜松市在住、会社員=は、秋葉街道信遠ネットの会員。昨年も仲間3人と歩いて参加したが、ことしは4月29日に秋葉山をスタートし、信遠ネットを利用して5日がかりで到着した。久保田さんは「秋葉街道の山の生活をたどる旅を通して先祖たちの気持ちや生活などを楽しく感じながら歩くことができた」と充実感を浮かべた。

 遠州の一行が持ってきた塩を受け取ったNPO法人F.O.Pの杉浦歩実代表理事は「南信州の田んぼから流れてきた命の水は遠州灘につながっている。そこでできた塩」と紹介。命の水の源泉を探すフィールドワークを行い「田舎の大切さを都会の人たちにも知ってもらえれば」と話した。

 初日は、飯田市公民館で週3回、不登校の子どもたちを支援する活動をしているサポートセンター「フリーウイング」の高校生3人とスタッフ3人も体験活動の一環として参加した。

  

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