ポリ袋使って災害時の食事体験 下條村

地域の話題

[ 2017年 1月 17日 火曜日 15時04分 ]

ポリ袋を使った災害時の食体験を行う参加者ら

 下條村が12月に開講した「災害ボランティア養成講座」の第2回は15日、村役場隣りの村民センターで開かれた。各地区代表者や防災リーダーら10人余が参加して、ポリ袋を使った災害時に有効な食事の作り方を体験した。

 本年度、地域連携や災害対策に力を注ぐ村が県の元気づくり支援金を活用し、飯田ボランティア協会に委託して企画。1回目は災害ボランティアの体験談を聞き、村の地形や地質を知る現地見学会を開いた。

 2回目となった今回は、高齢者も若者も同じ内容の食事を取ることが予想される避難所生活の中で、水を節約しながら1つの鍋で一人一人の好みのメニューや味付けが可能になる調理術を、同協会スタッフの説明を受けながら実際に作り、試食した。

 挑戦したのは「塩こんぶご飯」と「蒸しパン」の2品。いずれも必要材料をポリ袋に入れてもみ合わせ、空気を抜いてから沸騰したお湯に入れて加熱すると完成する。参加者も「お湯で加熱してできるんだ」と驚いた様子で、同村小松原の副区長を務める堀尾伸夫さん(61)は「料理はほとんどしないけど、これなら簡単」と話した。

 同協会の大蔵正明理事長(64)は「この方法だと温かい料理をポリ袋ごとに供給でき、アレルギー体質などの個別にも対応できる」と有効性を強調。「下條村の防災意識はトップレベルにきている」と太鼓判を押した。

  

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