神楽獅子の保存継承に向け 上中村で工作教室

地域の話題

[ 2016年 6月 21日 火曜日 12時05分 ]

 飯田市上中村に伝わる神楽獅子の保存・継承に向けた工作教室が18日、上中村公会堂であった。親子約30人が集まり、ダンボールと発泡スチロールを使った獅子頭作りやお絵描きを楽しんだ。

 「神楽獅子の伝統を守り継いでほしい」という上中村獅子舞保存会(増田浩通実行委員長)の意向を小学生の保護者が理解し、できることから協力する流れになったのを受け、まずは獅子に興味を持ってもらおう―と保存会が企画。実物の獅子頭を飾り、会員が指導にあたった。

 子どもたちは赤く塗った獅子頭の口がうまく開閉するように工夫したり、見本を見ながら目鼻を付けて完成させた。

 増田さんと一緒にダンボールの獅子頭を作った小2の男子児童(7)は「小さい頃は獅子が怖かったけれど、今は大丈夫。出来上がるのが楽しみ」と話した。

 上中村の獅子舞は7月17日の祇園祭りに繰り出し、無病息災などを祈願して舞う。昨年までは大人だけで家々を回っていたが、ことしから子どもも加わり、舞を所望した家にお札を渡すといった役割を担う。

 この日作った獅子頭や描いた絵は公会堂に飾り、祭りに花を添える。

 育成担当の男性は「ほとんどの子が来てくれて大成功。祭り当日もにぎやかになるのでは」と明るい声で話した。

  

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