上村地区で地域課題や地域づくりの意見交換

地域の話題

[ 2013年 6月 25日 火曜日 9時23分 ]

 飯田市上村地区の20―40代が地域課題や今後の地域づくりの方向性について意見交換する「若い衆で地域を語らまいか!」が22日、同地区内であった。18人が夕食を囲んで懇談。小水力発電やリニアへの対応など長期的、宅幼所や保育料など短期的視点の双方で今後の針路を探った。

 若い世代の声を地域づくりに生かそうと、公民館が企画。昨年2月から開いていて、今回が4回目となった。

 まずは地域を知ろうと、飯田市美術博物館専門研究員の案内で御池山クレーターや程野の中央構造線の露頭などをめぐった後、中郷の喫茶かみに集まり、意見交換。参加者は子育て世代や単身者などで、家族で参加した人もいた。

 短期の地域課題としては、保育料金のあり方や宅幼所の設置などが上がった。夏休みに入ることから、宅幼所についてはメンバー間で預かってくれる人を探すところから着手する方向で一致。「行政に頼る前に、まずは自分たちでできることを探そう」と決意した。

 長期課題では、エリア内への設置構想が進んでいる小水力発電やリニアを見据えた地域づくり、定住住宅の利用のあり方などに意見が及んだが、「議論する前に、自分たちの知識を深める必要がある」とする声が多く、勉強会を重ねることにした。

 昨年12月に行った阿智村清内路地区との交流の拡大を望む声もあった。人口構成や抱える地域課題などが共通しているため、「互いの取り組みから学べることが多い」とする認識で、次回は約束通り上村に迎える方針を確認した。

 地域の将来を担う若者の目線で提言をまとめ、市政懇談会に反映させることも決めた。

 上村公民館の主事(35)は「若い世代の皆さんが、自主的に地域課題について考え、また提言できる方向性が定まってきた。今後も後方支援をしながら、動きに期待していきたい」と話していた。

  

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