上郷考古博で古代クッキング開く

地域の話題

[ 2017年 8月 12日 土曜日 13時49分 ]

001kodai

 飯田市上郷別府の上郷考古博物館は11日、古代の食事を体験する「夏休み古代クッキング」を同館で開いた。帰省中の親子や地域の家族連れ11人が参加し、石器や土器を使ってご飯と豚汁、鮎の塩焼きの3品を作った。

 毎年夏休みの時期に開催するワークショップ。6日には、滑石で勾玉や管玉を作る「玉造り工房」も行った。この日は、弥生時代と同じように野焼きした土器や石器で料理をする古代クッキングを開催した。

 豚汁作りでは、ゴボウやジャガイモ、豚肉などを黒曜石のナイフでカット。けがをしないようしっかりと握ってそれぞれの具材を切った後、つるを取り付ける吊り耳が内側に付けられた土鍋で煮た。

 使用した鍋は、中世に県内で使用されていた土鍋を模したもの。おこした火の上に置き、じっくりと煮込んでいった。ご飯は勝ち栗入りのものと雑穀米を用意し、底のすぼまった弥生土器で炊いた。炭をおこして鮎の塩焼きも作っていった。

 それぞれの料理ができ上がるのを待つ間、回転棒を回して火種を作る「マイギリ式」と、火打ち石を使った火おこしを体験。火打ち石での火おこしは、石を打ち付けてもなかなかほぐちに火花を飛ばせず、苦戦する姿が目立った。

 市澤英利館長から「とがった部分にカチンと石を当てるように」とアドバイスを受けながら何度も取り組み、おがくずを加えて息を吹きかけ火が出ると「ついた」「やった」と歓声が上がった。

 料理が完成すると、竹を割った器などに盛り付け、全員で味わっていた。

 同館では31日まで、小中学生は無料で展示を観覧できる。問い合わせは同館(電話0265・53・3755)へ。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  
        

最近の記事

五輪メダルの製作に 松川町も来月から協力

1月20日土曜日14:27

ザザムシ食べまいか かわらんべで調理体験

1月20日土曜日14:45

東京大会へ期待膨らむ 松川北小で五輪・パラ「フラッグツアー」

1月19日金曜日15:22

清流苑に「つるしびな」2500体 手作りの人形華やぐ 松川町

1月19日金曜日15:51

地権者らに組合加入を依頼 リニア予定地の上郷北条・丹保地区

1月18日木曜日15:11

三遠南信道で衝突事故 4人を病院に搬送

1月18日木曜日15:09

元気に踊って表現力を 千代小でダンスパーティー

1月18日木曜日15:00

地元の酒や公演楽しむ 大人対象に人形劇講座

1月17日水曜日16:34

「冬至梅」ほころび始める 春告げる天龍村で3分咲き

1月17日水曜日16:33

飯田市上村、地区の魅力をSNSで発信 フェイスブックの公式ページ開設

1月17日水曜日16:02

鼎→桜町 「願いかなえて桜」切符が人気 受験シーズン迎え

1月16日火曜日16:17

候補地情報の調査開始 体育施設とコンベンション施設 南信州広域連合

1月16日火曜日15:34

「東京五輪で使って」 天龍中生が村産杉で手作りのハンガー

1月16日火曜日15:46

フラッシュ禁止で味わい深い祭り復活 阿南町新野の雪祭り

1月15日月曜日15:57

小集落ながら県内最大級 千代・法全寺で御火

1月15日月曜日15:37



南信州新聞公式アカウント
@minamishinshu



記事の検索はこちらから







webで電子版「南信州」を購読

南信州オンラインブックストア
新刊情報



平成二十六年丙申歳 飯田お練りまつり
著:飯田お練りまつり奉賛会編
 出版社:南信州新聞社出版局

連載記事
南信州飯田観光ガイド2016秋・冬号