下久堅でコウゾの収穫と皮むき作業

地域の話題

[ 2016年 12月 6日 火曜日 15時40分 ]

コウゾを蒸し、皮をむく

 手すき和紙「ひさかた和紙」の伝統を守る飯田市下久堅でこのほど、和紙の原料になるコウゾの収穫と皮むき作業が行われた。紙すき文化を受け継ぐひさかた和紙保存会(平岩宏保会長)が中心になって進め、今月から来月にかけてはたくりの作業を重ねる。

 「ひさかた和紙の魅力を幅広い住民に知ってもらい、継承者の裾野を広げよう」と、体験会も兼ねて実施。収穫作業は柿野沢の三石牧場のコウゾ畑で、蒸し・皮むき作業は下久堅小学校で行った。

 皮むき作業には保存会員ら約10人が参加した。

 校庭の窯場で1・5~2時間、束にしたコウゾを煮沸。ゆで上がり、香ばしいかおりが一面に漂うと、次々と皮をむいた。

 ことしは新たに三石牧場近くに8アールの畑を設けたことから、収量が倍増。下久堅小学生たちの作業体験もあった。

 皮は乾燥させ、今後、表皮を取るたくり作業を行う。

 繊維のみになった白皮を機械で細かくし、トロロアオイの粘液を加えて原料化した後、紙すきをする。

 平岩会長(73)は「下久堅の宝物であるひさかた和紙に対し、住民の皆さんに関心を持ってもらい、盛り上げていただけるような取り組みを重ねていきたい」と話していた。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  
        

最近の記事

東京大会へ期待膨らむ 松川北小で五輪・パラ「フラッグツアー」

1月19日金曜日15:22

清流苑に「つるしびな」2500体 手作りの人形華やぐ 松川町

1月19日金曜日15:51

地権者らに組合加入を依頼 リニア予定地の上郷北条・丹保地区

1月18日木曜日15:11

三遠南信道で衝突事故 4人を病院に搬送

1月18日木曜日15:09

元気に踊って表現力を 千代小でダンスパーティー

1月18日木曜日15:00

地元の酒や公演楽しむ 大人対象に人形劇講座

1月17日水曜日16:34

「冬至梅」ほころび始める 春告げる天龍村で3分咲き

1月17日水曜日16:33

飯田市上村、地区の魅力をSNSで発信 フェイスブックの公式ページ開設

1月17日水曜日16:02

鼎→桜町 「願いかなえて桜」切符が人気 受験シーズン迎え

1月16日火曜日16:17

候補地情報の調査開始 体育施設とコンベンション施設 南信州広域連合

1月16日火曜日15:34

「東京五輪で使って」 天龍中生が村産杉で手作りのハンガー

1月16日火曜日15:46

フラッシュ禁止で味わい深い祭り復活 阿南町新野の雪祭り

1月15日月曜日15:57

小集落ながら県内最大級 千代・法全寺で御火

1月15日月曜日15:37

オケ友、10周年迎え「考える会」開く 成果や方向性探る

1月15日月曜日15:31

飯田市下瀬で星火会を開く

1月13日土曜日13:44



南信州新聞公式アカウント
@minamishinshu



記事の検索はこちらから







webで電子版「南信州」を購読

南信州オンラインブックストア
新刊情報



平成二十六年丙申歳 飯田お練りまつり
著:飯田お練りまつり奉賛会編
 出版社:南信州新聞社出版局

連載記事
南信州飯田観光ガイド2016秋・冬号