下伊那漁協が天竜川にアユ稚魚を放流

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[ 2015年 4月 18日 土曜日 8時51分 ]

アユ放流 アユ友釣り解禁の6月6日に向け、飯田市松尾明の下伊那業業協同組合(下島保徳組合長)は17日、天竜川でアユ稚魚の放流を始めた。ことしは昨年より700キロ多い5・7トンを、9回にわたって本流と支流に放流する。

 

 初日は組合員30人が集まり、天竜川本流の弁天橋両岸で260キロ、桜堤防で200キロ、時又港で600キロ、支流の飯田松川に140キロをそれぞれ放流した。昨年と同時期の放流で、県内でも特に早いという。

 

 稚魚は琵琶湖産が3・8トン、静岡県浜松市の海産が1・9トン。浜松産の稚魚は、天竜川にダムがなかった時代に遡上(そじょう)してきたアユの子孫として重要視している。

 

 初回放流時の水温は9度と低めながら、トラック荷台の水槽から天竜川に放流された10グラムほどの稚魚は元気に泳ぎ回り、岸辺で水しぶきを上げていた。

 

 下島組合長は「稚魚は元気がいい。放流量も増やしたので楽しんでもらえるのでは」と話した。

 

 泰阜ダムが建設される以前、天然アユは太平洋から諏訪湖まで遡上した記録が残っているが、多くのダムが建設されてからは放流に頼っている。

 

 伊那市を流れる三峰川支流が崩落し、白濁した水が流れ込んだ影響で、ここ数年は良い釣果が期待できない状況にあったが、2年前からの集中放流と放流量を増やした好影響がみられるようになったという。

 

 昨年の移動調査では時又港から明神橋まで上っており、ことしは昨年の3倍にあたる2万匹の移動を調べる。

 

 同組合は本年度から、弁天橋下流でアユのルアー釣りを解禁する。

  

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