下條村の匠の会が本町大名行列保存会にわらじ

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[ 2012年 9月 3日 月曜日 8時46分 ]

 下條村の伝統工芸グループ匠の会(古田法人会長)は31日、本町三丁目大名行列保存会(大島明会長)に手仕事で仕上げたわらじ50足を手渡した。大名行列はこのわらじで17日に山形県西村山郡河北町で開かれる「第9回奴まつり」へ参加する。

 匠の会は下條村で門松や小正月飾り、わらじ制作など伝統工芸を伝承するグループ。1992年から毎回の飯田お練りまつりで、大名行列保存会の依頼を受け、200―300足のわらじを提供してきた。アスファルトの上をすり足で動くため磨耗が激しく、3日間練り歩くお練り祭りでは大量のわらじが必要だったが、今回は1日限りのため50足。8人の会員が丹念にわらを編み込み、伝統のわらじに仕上げた。

 大名行列保存会の大島会長と伊坪弘年副会長が訪れ、出来上がったわらじを確認。次回のお練り祭りへ向けて結ぶ紐の長さなどを打ち合わせると、50足のわらじを受け取った。

 「長年の熟練者が作り上げたわらじをはいて山形で活躍を」と匠の会の古田会長。大名行列の大島会長は「皆の協力がなければ成功できないもの。下條の匠の会の思いも携えて東北を元気づけたい」と意気込む。

 4回の合同と総仕上げの計5回の練習のうち、すでに2回が終わったが、熱心に個人での練習も続く。2010年お練り祭りでの行列に近い演技ができつつある。「がんばろう東北」「立ち上がろう東北」をテーマした全国奴まつりの最終日に全国4団体の一つとして練り歩く。

  

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