下條村匠の会が小正月飾り作り 繭玉や餅花14本施設へ

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[ 2016年 1月 9日 土曜日 11時37分 ]

 下條村の伝統工芸伝承グループ「匠の会」(中嶋邦親会長)は7日、村内の公共施設などに飾る小正月飾りを作った。村民センターに集まった会員ら20人余は、慣れた手つきで繭(まゆ)玉や餅花飾りをつくり、出来上がった14本をその日のうちに届けた。

 同会はわら細工などの伝統工芸を伝承するグループで、毎年注文があった村内施設に門松や小正月飾りを提供している。ことしは役場や小中学校、保育所、福祉施設など14カ所分の飾りを作成した。

 会員らはソヨゴやササに小さく切った切り餅を手際よく付けると、米粉で作った繭玉や柿玉、ミカンは現地に到着してから添えた。繭玉や餅花はそれぞれ養蚕や稲作、柿を模しており、豊作を祈る意味がある。

 最後に2つに割ったヌルデに「十二月」と書いたものを台座に添えて完成。中嶋会長は「12月と書くことで魔物たちが正月前だと勘違いして近寄ってこない。魔よけの意味がある」と語り、「農村の1つの文化活動として、子どもたちにどのようにして啓蒙していくかが課題。意味を知ってもらい、どう受けとめてくれるかが楽しみ」と話した。

  

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