飯田市龍江公民館の乳幼児学級の親子26組が24日、龍江の農業法人「今田平」(大平盛男社長)を訪れイチゴ狩りを楽しんだ。この日は、竜丘や鼎からも乳幼児学級の親子が訪れ、ハウス内は大勢の親子でにぎわった。
龍江公民館の乳幼児学級は0―1歳と2―3歳の2教室があり、龍江在住の保育士、小木曽嘉子さんを講師にそれぞれ毎月1回開催。年度末のイチゴ狩りは2教室の合同で行われる恒例行事だ。
この日は晴天に恵まれイチゴ狩り日和に。ハウスの中へ入った子どもたちは、赤く実ったイチゴに大喜び。ミルクをつけて口にほお張ると「あまーい」と声を上げた。まだ歩けない0歳の子どももおり、母親がとったイチゴをつぶして食べさせてあげる場面も見られた。
今回のイチゴ狩りが乳幼児学級デビューという一(はじめ)アヤコさんは6カ月の花ちゃんと参加。「同じ年代のお母さん方と顔なじみになれるので、これからも参加したい」と笑顔を見せた。
大平社長は「3歳以下は無料ということもあり、おかげさまで地元の皆さんに利用していただける。ことしは春先の天候が良く、イチゴも順調に生育している」と話していた。イチゴは2―3月にかけてが一番おいしい時期だという。
入園料は2月末まで大人(小学生以上)1500円、小学生未満1200円。3歳未満は無料。3月1日から若干安くなる。期間中無休だが事前予約が必要。申し込みなどは、農業法人今田平(電話27‐5020)へ。