事業構想大学院大学の説明会

地域の話題

[ 2014年 10月 21日 火曜日 9時46分 ]

 将来的な大学院大学の設置に向けた可能性を調査するため、11月に模擬的な大学院大学を開校させる飯田市の「事業構想大学院大学・飯田市プロジェクト研究」で、研究員の募集に伴う事業説明会が19日、同市松尾公民館で開かれた。地域住民14人が参加し、事業構想大学院大学(東京)の担当教員から、「事業構想とは」や事業構想家の育成に向けた教育プログラムの内容について説明を受けた。大学側は「世界に類のない大学院大学。ぜひチャレンジ精神を持ってプロジェクト研究に応募してほしい」と呼び掛けた。

 市の大学院大学設置可能性調査事業(1200万円)の一環で、事業構想大学院大学を運営する学校法人「東教育研究団」に委託。模擬的な大学院大学は市内を主な「キャンパス」に、11月11日から来年3月24日まで計12回のカリキュラムを予定する。研究員10人程度を今月29日まで募集している。

 説明会にはプロジェクト研究の担当教員を務める中嶋聞多研究科長(応用情報学、知識経営)らが訪れ「社会の一翼を担う意思を持ち、目先の利益だけでなく、未来を見据えた構想を築ける人材」となる事業構想家の育成に力を入れる大学側の取り組みを伝えた。

 今回の研究カリキュラムでは、多彩なゲスト講師や研究員同士の自由討論を積極的に行う方針。発想・着想・想像から始まる「事業の種」を進化させる過程を学び、各自の「構想案」をまとめる段階までを見込む。2年制の事業構想大学院大学では、その後にフィールド・リサーチや構想計画、社会の賛同を得るためのコミュニケーションなどの教育カリキュラムを編成している。

 今回の市との連携事業に関しては、大学側としても地方展開への足掛かりを飯田で築きたい考えがあるといい「10万人都市で大学院大学を行うことは無謀とも言われるが、可能性を見出せるはず」と強調。飯田の地域特性として、人と人とのつながりが強く、行動意欲が高いことなどを挙げ「13年後にリニアが開通すれば、全国からも集まる」と展望した。

 問い合わせは飯田市企画課(電話22・4511内線2223)へ。

  

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