京都で「市田柿スイーツ教室」開く JAみなみ信州

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[ 2017年 2月 2日 木曜日 15時56分 ]

講師の指導でマカロンを作る女性たち(京都市で)

 市田柿を京都の消費者に知ってもらおうと、JAみなみ信州と全農長野は1月30日、京都市の京果青果センター内「京の食文化ミュージアム・あじわい館」で「市田柿スイーツ教室」を開いた。南信州が誇るブランド干し柿のもっちりとした食感、上品な甘さを生かしたフランス菓子を京都の女性11人が作った。

 全国各地の産品を使った料理教室を4年前から月1回程度開いている卸売会社の京都青果が「バレンタイン企画第1弾・簡単スイーツを大切な方へ」と題して企画し、40~60代の女性が参加した。長野県内のJAが同教室を開くのは今回が初めて。

 講師はフランス修行を経て京都と東京で活躍する中長健介シェフが務め、「市田柿マカロン」と「市田柿deブリニ」の作り方を教えた。マカロンはクッキー、ブリニは小さなパンケーキ。

 冒頭ではJA営農部柿課の原田幸浩課長がプレゼンテーションとして、市田柿の歴史、栽培や加工方法、栄養価などをスクリーンを使って説明した。

 試食した女性たちは「市田柿はほかの地方の干し柿より上品でおいしい」「市田柿の甘さとマカロンのほろ苦さがマッチしている」と話していた。

 市田柿を食べたことがあり、この料理教室によく参加するという女性(51)は「市田柿の加工に手間隙がかかっていることは知らなかった。この教室は産地のことが分かり、お土産もいただけるのでとても良い」と話した。

 京都青果果実部の西川忠彦部長は「京都での市田柿の認知度はここ数年で上昇しているが、まだまだ伸びしろがある。和菓子のような風味、食感の市田柿は、和菓子文化の強い京都にぴったりだと思う」と今後に期待した。

 参加人数はインフルエンザの影響で少なくなったが、同社マーケティング部の長谷川真由美主任は「店舗での販促活動も効果はあるが、こうした料理教室で女性がしっかり学んで楽しかったと思えば、商品に親近感がわき、食卓に並ぶ頻度が高くなる。産地のファンになる可能性も高く、費用対効果は高いのではないか」と意義を語った。

 さらに「農産物の生産者にもぜひ一度足を運んでもらい、消費者に直接、農産物や産地のことを話してもらえたら」とも話した。

  

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