人形劇のまち飯田運営協議会が学習会

地域の話題

[ 2017年 3月 25日 土曜日 14時59分 ]

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 「人形劇のまち飯田」運営協議会(高松和子会長)は23日、本年度学習会を飯田市高羽町の飯田人形劇場で開いた。約30人が参加。東京大学名誉教授、聖学院大学大学院非常勤講師の佐藤一子(かつこ)さんが、飯田の人形劇文化を取り上げ、いいだ人形劇フェスタを通した子どもの育成や持続可能な地域づくりについて講演した。

 佐藤さんは約30年前から飯田に通い、人形劇を通した市民の文化活動を調査。農文協が発行する書籍シリーズ「田園回帰」第7巻『地域文化が若者を育てる』で、フェスタに関わる若者について執筆している。

 学習会では、全国で行われている子どもや若者を育む文化的地域づくりの事例を取り上げながら、フェスタを中心とした飯田の人形劇に関する取り組みの特徴を解説した。

 市内のほぼすべての小学校で人形劇に取り組み、フェスタで発表していることや、中学校のクラブ活動で子どもたちに伝統人形芝居が伝承されていること。

 フェスタのボランティアスタッフとして、WEB制作やグッズ販売、ガイドなど人形劇以外の多彩な体験ができ、子どもたちのさまざまな興味を引き出して成長を促していることなどを挙げた。

 「地域文化をそこにしかないものとして評価した人が担い手になっている。どこにもないこの地域の意味を認識し、ここで生きる、ここに帰ってくる将来を自主的に選び取っている」とし、文化の担い手としての体験と子どもの成長との関わりについて語っていた。

  

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