今宮八幡宮で東日本大震災復興祈願祭

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[ 2016年 3月 12日 土曜日 9時24分 ]

 飯田市今宮町の今宮郊戸八幡宮(遠山景一宮司)は11日、東日本大震災復興祈願祭を開いた。氏子総代をはじめ、丸山地区代表者ら30人余りが参列。被災地の復興、今もふるさとを離れて暮らす人らの早期帰郷などを願うとともに、災害を風化させることなく、願い、祈り続けることを誓った。

 同八幡宮では、南相馬市から飯田市今宮町に避難してきた11人が境内の清掃奉仕を行ったことを縁に、毎年震災発生日の11日に丸山地区在住の避難者らを招き復興祈願祭を執り行ってきた。地区内の避難者らは、昨年秋までに全員帰郷または移住を果たしたものの、被災地から遠く、現状が伝わりにくい地域にあって、できた縁を大切にし、復興への願いを届け続けたいと、ことしも祈願祭を斎行した。

 遠山宮司は「5年が経過しても、ふるさとに帰ることのできない多くの人がいる。心の原点である大切なふるさとに、一日も早く戻れるよう祈願した」と、中島信行総代会長は、「被災地復興への思いが風越山麓の風に乗り届くことを願っている」と話していた。

  

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