国内初のぎんれい信号受信者に 飯田市の今村さん

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[ 2014年 7月 1日 火曜日 9時56分 ]

 信州大学のプロジェクトチームが開発・製造を手掛け、2月に種子島宇宙センターから打ち上げられた超小型人工衛星「ぎんれい」。打ち上げ後、地球通過の初信号を飯田市上郷別府の今村悟さんが受信し、このほど長野市で開かれた打ち上げ成功祝賀会において、同大学から受信証の交付を受けた。

 ぎんれいが打ち上げられたのは2月28日午前3時37分。今村さんは5時19分、初めて日本上空を通過した際に、衛星の打ち上げが成功し正常に動いていることを伝える信号を受信したという。受信後、すぐに信大へ連絡。ぎんれいが発信した信号に間違いないことが確認された。また、祝賀会では、今村さんが国内で最初の受信者だったことが発表された。

 アマチュア無線歴33年の今村さん。近年は、小惑星探査機「はやぶさ」の影響もあり、日本各地の大学などが打ち上げる人工衛星の軌道を追い、発信されるさまざまなデータを受信、分析している。

 「宇宙という過酷な条件下で電子機器が正常に作動して発信する電波を受信できることはとても魅力的。電圧や温度など衛星の状態を伝える信号や、中には画像もあり、分析するのはとても面白い」と話す。また、「手動で周波数を調整しながら限られた時間内で信号を捉えることができたときの喜びは大きい」と笑顔を見せていた。

  

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