企画・風越山を撮ろう!を開催

地域の話題

[ 2012年 6月 2日 土曜日 8時21分 ]

 飯田市のシンボル、風越山を好きな場所から同時刻に撮影しようという企画「風越山を撮ろう!」が、写真の日の1日に行われた。11回目の今回も午前11時11分を指定して撮影。市民らが飯田下伊那各地からレンズ越しに熱い視線を送った。

 風越山の撮影を通して古里への思いを再確認し、時代を捉えた作品を後世に伝えようと、毎年、同日同時刻に行っている。

 昨年はあいにくの雨模様で山の姿が見られなかったが、ことしは青空。同時刻には風越山の上空に雲があり、山体は雲の影に入っていた。

 恒例行事とあって、飯伊各地でカメラを向ける人たちの姿が見られた。選んだポイントはさまざまで、自分の一番好きな稜線が見える場所で写す人もいれば、街並みを入れて撮る人、お気に入りのグッズを入れて撮影する人もいた。

 各所で初夏の花々が咲いている天竜川周辺でも、複数のカメラマンたちがレンズを向けた。

 11時11分が近づくとそれぞれの撮影場所に散らばり、菜の花を入れるアングルを探ったり、水面をきれいに写すようカメラを調整したり。時間になると一斉にシャッターを切った。

 風越山は標高1535メートル、信州百名山の一つで飯田市のシンボル的存在。古くから信仰の山として親しまれ、現在も多くの市民が遠足やマラソンで登頂している。

 「撮ろう」は、地元のプロ、アマ写真家らが実行委員会を発足して始めた企画。回を重ねるごとに参加者も増え、昨年は約200点が出品された。

 実行委員長の木下徳康さんは虚空蔵山に登って撮影。「昨年は雨で見られなかったが、ことしは晴れてくれたので、大勢の方が撮影してくれたのでは。山の姿とともに、地域の記録を残すことは、私たちが考えている以上に大切。今後もみなさんとともに続けていきたい」と話していた。

  

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