伊原五郎兵衛記念碑の移転が完了

地域の話題

[ 2010年 3月 6日 土曜日 8時14分 ]

 IR飯田線の開設に尽力した伊原五郎兵衛(1880―1952)=飯田市出身=の記念碑移転で、JR飯田駅前への石碑移転工事が周辺整備も含めほぼ完了し、20日、移転する会(宮島八束会長)が現地で除幕式を開く。同時に駅横のアイパークで子どもを対象とした記念イベントをJR東海飯田支店(日向聖一氏店長)が企画開催するほか、同駅待合室横スペースを利用した展示館を10日にオープンする。

 近代交通の幕を切り開いた先人の功績をあらためて思い起こすとともに、52(昭和27)年、飯田駅前に建立されるも、市の整備により移転されたままの同碑復元が目的の同事業。昨年10月から開始した移転費募金活動は、今月4日現在で306万円と、目標金額の200万円を大きく上回った。

 20日に開く式典には伊原の孫にあたる伊原江太郎さん(61)=飯田市銀座出身、東京都八王子市在住=をはじめ、世話人会メンバー、寄付金協力者などが出席して除幕式を実施。カネト合唱団による合唱や山本命響館による太鼓演奏が行われるほか、同会が作成した伊原の功績をたたえる小学生向け冊子を来場者に配布する。冊子は飯伊の小学校への寄付も考えているという。

 JT東海飯田支店主催のアイパーク記念イベントは、ミニSL運転(有料1回100円)や新幹線、在来線の子ども用制服写真撮影(無料)、プラレール広場、物産販売、太鼓演奏を企画。開場は午前11時半から午後3時半まで。

 10日オープンの展示館は、伊原の功績を振り返る関連写真や資料、伊原江太郎さん提供による実際に伊原が着用していたはかまや着物などを展示。お練りまつり関連も同時にPRする。

 同支店コーナーは、現在作成中の「秘境駅マップ」をはじめとする秘境駅関連を掲示するほか、20日当日のみ、記念ピンバッジ販売、鉄道用品展示会、「駅員さん体験」などの特別イベントを行う。展示館は31日まで開館する。

 5日開いた記者会見で、宮島会長は「心配した募金も多くの協力を得ることができ、感謝の気持ちでいっぱい。早く本来の場所に戻してあげたい」と思いを語り、日向支店長も「市民のみなさんが楽しめるイベントにし、街の活性化に結びつけば」と話していた。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  
        


南信州新聞公式アカウント
@minamishinshu



記事の検索はこちらから







webで電子版「南信州」を購読

南信州オンラインブックストア
新刊情報



平成二十六年丙申歳 飯田お練りまつり
著:飯田お練りまつり奉賛会編
 出版社:南信州新聞社出版局

連載記事