住民の管理で出来良く

地域の話題

[ 2020年 9月 5日 土曜日 13時10分 ]

 飯田市千代の「よこね田んぼ」で5日、保全委員会とNPO法人「里山べーす」が稲刈りを開始し、はざを作って地元3校の稲刈り体験の準備をした。

 よこね田んぼは芋平地籍に広がる約3ヘクタール、110枚の棚田。昔ながらの棚田を後世に残そうと1998年に地元住民が保全委員会を発足。99年には「日本の棚田百選」に認定された。

 この日は地元住民約40人が参加。たわわに実った稲で金色に輝く田んぼに稲刈り機を入れ、外側から順に稲を刈っていった。住民たちは刈り取られた田んぼにはざを作り、束になった稲を掛けていた。

 11日には千代、千栄小と竜東中の3校による合同稲刈り体験があり、その受け入れ準備のため、児童たちが掛けるはざなどを作った。

 保全委員会の関口俊博委員長によると、今年は7月の長雨で心配したが、8月に晴れの天気が続いたことで、「上出来」という。関口委員長は「給水と排水設備を整えたことも良かった」とし、「今年は新型コロナウイルスの影響で地区住民のみによる管理だったが、皆さんの管理のおかげでうまく育った。収穫を迎えられたことに感謝したい」と話した。

 よこね田んぼには開催中の「案山子コンテスト」で出されたかかし11体が並び、人々の目を楽しませている。

 今年は新型コロナウイルスに配慮し、地区内のみで募った。

 作品は今年の世相を反映して、新型コロナに関係する作品が多く、疫病退散の妖怪「アマビエ」の他、テレビ会議アプリ「ズーム」の画面を表現した「リモートかかし」もあった。

 コンテストの投票は22日まで受け付け、よこね田んぼのトイレ前の投票箱に入れる。

 7月からよこね米で造られた新酒も販売されている。今年から「Y―704」だった商品名を「よこね」に変更し、ラベルも一新した。「たかね錦」を使い純米酒を仕込んだ。

 1000本限定で1本1600円(税込み)。問い合わせは里山べーす販売部長の野田充夫さん(電話090・5463・8335)へ。

◎写真説明:個性的なかかしも並んでいる

  

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