信玄公がつないだ縁 命日に栗の木を植樹 根羽村横旗

地域の話題

[ 2016年 4月 14日 木曜日 15時03分 ]

 戦国武将・武田信玄公の命日にあたる12日、根羽村横旗の信玄塚で植樹祭が行われた。根羽小学校の全校児童24人と横旗11戸の住民、信玄公の祭典が縁となって交流を続ける愛知県の住民らが参加し、国道153号ののり面に栗の木43本を定植した。

 横旗は信玄公が没したと伝わる地で、毎年命日に合わせて信玄塚のある八幡神社で春の例祭を行っている。昨年の祭典には、たまたま立ち寄った名古屋市の愛河調査設計社長、山本四十三さんが参加した。「国道のり面の草の管理が大変なので栗の木を植えたい」との氏子の話題に山本さんが苗木の提供を申し出て、同席した根羽小の小林高志校長も植樹に児童が参加することを快諾、ことしの植樹祭が実現した。

 参加した人々は、地面に30センチほどの穴を掘り、肥料を入れてほぐすと用意された苗木を1本ずつ植えていった。みどりの少年団団長で根羽小6年の児童(11)は「まだ小さい苗木だけど、大きく育ってほしい」と話した。植樹後は信玄塚を参拝し、地域の女性たちが手作りした五平餅を食べて交流を深めた。

 植樹祭には山本さんはもちろん、同様のきっかけで10年ほど前から交流している愛知県豊田市小原町の成瀬弘さんも参加。横旗の国道沿いに植えてある四季桜は成瀬さんが苗木を提供したものだという。

 実行委員を務めた坂巻秀高さんは「小さな集落だが、子どもたちや遠方の方々の協力でにぎやかに植樹ができた。木が成長したころに栗拾いに来てもらいたい」と話していた。

  

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