元善光寺で福升に文字入れ

地域の話題

[ 2011年 12月 29日 木曜日 17時50分 ]

 飯田市座光寺の元善光寺(本多秀賢住職)では正月に向け、福升や破魔矢、鏑矢、熊手など、縁起物の準備に追われている。28日、本多住職は「ことしは東日本大震災など大変な一年となった。来年こそは人々が幸せに暮らせる明るい社会になるように」との願いを込め、福升一つひとつに「福」の文字を書き込んでいった。

 元善光寺では毎年、1升と5合の福升合わせて300個を用意。5合升には、3つの面に3頭ずつ、計9頭の馬が描かれており「うまくいく」の語呂合わせとなっている。また、5合=半升ということで、「商売繁盛、うまくいく」と、商売人を中心に人気を呼んでいる。宝船が描かれた一升升にも「一升繁盛」の意味があり、こちらも節分まで人気の縁起物となっている。

 大みそか、除夜の鐘を一般参拝客がつけるのが魅力の元善光寺。ことしも午後10時から先着108人に整理券を配布し、打鐘後干支のお守りを手渡す。打鐘は同11時50分からスタート。本多住職によると、毎年1番を競い、正午頃から待つ人もいるといい、徐々に人が並び始めるのは午後5時ごろからという。

 飯田下伊那で最多の参拝客が足を運ぶ同寺では、正月三が日で約4万人の人出を見込んでいる。

  

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