八十二銀行が森林の里親契約を締結、大平峠県民の森保全へ

地域の話題

[ 2010年 2月 12日 金曜日 14時24分 ]

 八十二銀行はこのほど、県の仲介で企業と地域が連携して森林づくりを進める「森林(もり)の里親促進事業」の契約を、飯田市の大平峠県民の森を所有する北方外(ほか)三区財産区と二区財産区(管理者=牧野光朗市長)と締結した。契約期間は4月1日から3年間。森林整備のための支援金を提供するほか、職員による年2回の現地作業を行う。

 北方外三区財産区議会(松澤平議長)は北方と大瀬木、上殿岡、下殿岡、二区財産区議会(平田悦博議長)は三日市場と中村で組織し、契約面積は164・04ヘクタール。八十二側は財産区有林整備のため年20万円程度を提供し、上下伊那と木曽地区の営業店職員らが下草刈り、カラマツと雑木の除伐、間伐、植樹などに汗を流す計画だ。

 調印式は県庁で行われ、飯田市からは北方外財産区議会の松澤議長らが出席。村井仁知事立ち会いのもと、山浦愛幸取締役頭取と契約を結んだ。

 村井知事は、双方の前向きな姿勢を評価。山浦頭取は都合がつけば自ら現地に出向く考えも示した。

 松澤議長は「地球環境がいわれるが、いかに森林を守るかが大事。里親契約については慎重を期してきたが、八十二銀行との契約は全役員の賛成が得られた。市の水がめを大事にしてもらえるのはありがたいこと。活動をともにしながら末永く維持していきたい」と話していた。

 里親促進事業の有効契約件数は昨年11月現在で43件。八十二銀行は今回、長野市の大座法師池の森、上田市菅平の森とも契約を結び、森林整備拠点を県内4カ所とした。

 飯田下伊那の里親契約は、根羽村とアイシングループ5社、飯田市上郷野底山財産区と日本ゴルフツアー機構、阿智村智里西・森林の里親委員会と東洋エクステリアに続いて4例目となる。

  

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