出来は上々まろやかに、「部奈の酒」の搾り作業

地域の話題

[ 2010年 2月 2日 火曜日 14時23分 ]

 松川町生田部奈地区の住民有志でつくる「部奈の酒の会」(松下善昭会長)が栽培したコシヒカリを原料にした原酒「信州伊那谷・部奈の酒」の搾り作業(上槽)が31日、製造を依頼する米澤酒造(中川村)で行われた。会員15人が杜氏たちの作業を見守りながら、出来ばえを確認。「ことしもまろやかに仕上がった」と笑顔を浮かべた。

 今月10日ごろまでに一升瓶(1・8リットル)約1300本分ができあがる予定で、地元にある店「部奈店」(伊東清子店長)で、1本2600円(税込み)で限定販売する。

 地酒づくりは「部奈の休耕田を利活用して、地域の良さをPRしよう」と始めて8年目。約35アールの田で会員26人がコシヒカリを育て、昨秋に約900キロを収穫した。そのうち、約半分を酒造り用に充てた。

 製造を依頼した米澤酒造では先月11日にたる内の最後の仕込みを完了。発酵による日々の温度経過を踏まえ、搾り作業を31日とした米澤博文社長(69)は「温かい日が多いと発酵が早まって旨み成分が乗らないが、適度な寒さがあったため素晴らしい出来となった」と話し、今季の味に太鼓判を押した。

 搾りたてを試飲した会員たちは「舌触りが良く、非常にまろやか」「部奈の米のうまさの表れだ」などと話し、ほろ酔い気分。松下会長は「女性からも『飲みやすい』と評判がいい。ぜひ多くの人たちに味わってほしい」と期待していた。

  部奈店に商品として並ぶのは10日すぎごろを予定。問い合わせは部奈店(電話0265―36―2510)へ。

  

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