劇団雅が2月にオーディション開催

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[ 2020年 1月 18日 土曜日 13時59分 ]

 発足から1周年を迎えた飯田市を拠点に活動する「劇団雅」は、今年8月に市内で旗揚げ公演を行うことを決めた。出演者やスタッフを募るオーディションを2月に開く予定で、主宰する菊地由里さん(28)=飯田市羽場=は「演劇経験の有無は関係なく、熱意のある人を募集している。演技を楽しんでもらい演劇を好きになってほしい」と呼び掛けている。

 劇団は、東京の専門学校で演劇を学び、芸能事務所に所属して25歳の頃まで舞台などで活動していた菊地さんが、「飯田に演劇文化を根付かせたい」と2018年12月に立ち上げた。

 現在の団員は1人だが、同市川路出身の俳優・小林英樹さん(43)を講師に招いて月に1度、市内でワークショップを開催。演劇に興味を持つ10代から70代までの参加者15人とともに指導を受けている。

 旗揚げ公演は、小林さんが脚本と演出を担当する。夢を諦めて上京し、OLとして働く主人公「優紀」が、母親の死をきっかけに帰郷し、地域の人たちとの交流を通じてもう1度夢に向かい挑戦する物語。小林さんによると、「菊地さんをモデルにした部分もある」といい、「大人になってから夢に前向きになり、心に素直に生きる様子を表現した」と話す。

 主人公を演じる菊地さんは「4年ぶりの舞台で、今まで演じたことのない年齢のキャラクターで新鮮」と語り、「さまざまな立場であっても、自分の人生を素直に生きてほしいというメッセージを伝えられたら」と意気込んでいる。今後も出演者をオーディションで募り、年1、2回の定期的な公演を目指すという。

 オーディションは2月16日と24日のいずれかで、市内の公民館で行う。演劇・スタッフ経験は不問で、高校生以上で3月から始まる週1~4回程度の稽古に参加できることが条件。募集するのは出演者10人ほどと、演出助手や小道具、衣装、事務、当日の運営スタッフなど。小林さんは「演者も楽しむことを大切にしながらも、自分が学んできたことを全力で伝える。本気で取り組める人を募集している」とし、「どんな形でもいいので公演に関わってもらい、演劇を好きになってほしい」と話している。

 問い合わせは菊地さん(電話090・2327・3047)へ。

◎写真説明:主演を務める菊地さんと脚本演出の小林さん

  

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