千代のよこね田んぼで小中学生が稲刈り

地域の話題

[ 2010年 9月 14日 火曜日 9時55分 ]

 飯田市千代のよこね田んぼで10日、地元竜東中1年生、千代小と千栄小の全校児童計120人により、稲刈り作業が行われた。棚田には黄金色の稲穂が広がり、子どもたちはかまを手にジョリジョリと心地の良い音を立てて刈り取っていった。

 よこね田んぼは芋平地籍に広がる約3ヘクタール110枚の棚田で日本の棚田100選の一つ。農業従事者の高齢化が進む中、昔ながらの棚田を後世に残そうと1998年、地元住民で保全委員会(林邦久会長)を発足。棚田のうち45枚約1ヘクタールを管理しており地元の小中学生や保育園、体験旅行での体験へ提供している。

 ことしは5月下旬に田植え。うるち米のチヨヒカリともち米のモチヒカリの2種類を栽培。例年以上に残暑が厳しい年となったが、稲の生育は順調で平年並みといったところ。

 訪れた小中学生は3校入り混じりの20のグループに分かれると、かまを使っての稲刈りに挑戦。前日の台風の影響で井水が入ったせいか、田んぼは少し水が入った状態。保全委員会の会員は手早い刈り取り方や稲を濡らさない置き方などを教え「穂がこれだけ大きくなるのには長い時間がかかっとる。落とさんように大事にな」などと語り掛けていた。

 よこね田んぼでは、今後も保育園、体験旅行生、一般ボランティアによる稲刈りを予定。26日には一般も参加できる。問い合わせは千代自治振興センター(電話0265―59―2003)へ。

  

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