千代ネギに多彩メニュー

地域の話題

[ 2020年 2月 17日 月曜日 15時15分 ]

 信州の伝統野菜「千代ネギ」の栽培・普及に取り組む「千代ネギの会」(松嶋孝明会長)は15日、千代ネギまつりをJAみなみ信州千代事業所で開いた。地区内外から約50人が参加し、生産活動に理解を深めつつ、千代ネギを使った料理に舌鼓を打った。

 千代ネギは、千代地区で昔から栽培されている分けつ性のネギ。細く軟らかいため、軟白部だけでなく葉身部も食べることができ、甘みがあるという。

 地域ブランドとしての確立と地区内の農業振興を目的に、生産者らが2015年に同会を発足。品質統一に向けたモデルほ場での試験栽培や生産農家の拡大に取り組んできた。

 19年に県の制度に基づく伝統野菜として登録され、認定マークを付けて販売ができるようになった。

 毎年開く試食会を、今年は「千代ネギまつり」と改称して開催。ネギダレ、ネギミソ、ネギナベ、ネギチジミ、ネギのてんぷらなどに加え、ネギスムージーやネギまんじゅうなど新しいメニューもテーブルに並べた。

 千代小学校5年生の男子児童(11)は「スムージーが一番おいしい」と笑顔。調理にも携わった関口兼善さん(77)は「千代ネギは甘くて辛みもある。根元からみんな食べられるのが魅力」と語った。

 松嶋会長は「将来的に増産ができたらメーカーなどとタイアップして加工品にも広げたい」と展望を描き、「今回は新しい方法で非常にインパクトがあるものを作った。千代ネギの魅力を知ってもらえたら」と話していた。

◎写真説明:新作の料理も登場した千代ネギまつり

  

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