千代ネギのブランド化へ取り組み

地域の話題

[ 2014年 6月 2日 月曜日 9時53分 ]

 飯田市千代地区農業振興会議(林力三会長)は県の伝統野菜に認定されている「千代ネギ」の栽培推進とブランド化を本格化させる。31日には千代小学校近くに共同のモデルほ場を整備し、苗約900本を定植。今後は苗を生産希望者に配布して栽培促進につなげたい考えだ。

 同会議は昨年、南信州うまいもの商談会に出展したり、地区文化祭や小学校の給食に福豚のネギマや千代ネギ豚汁などを試食、提供した。千代ネギのルーツとされる愛知県江南市の越津(こしつ)ネギの視察にも訪れるなどして千代ネギの研究を重ねてきた。

 一方で、一本化されておらず、地区生産者が各自収穫したネギを千代ネギとして販売している現状もあり、品質を向上させブランド化を狙う上で、ネギ苗を統一して育てる計画。この日は遊休農地を活用した共同ほ場に、会員ら15人余が厳選したネギ苗を手際よく植えていった。

 収穫は11月ごろ。球根は保存して地区内の生産希望者に配布するなど生産拡大につなげる。またPRに活用するのぼり旗も現在製作中で、畑に設置するほか、数量が確保でき契約販売が可能になったら販売場所にも掲げたいとする。林会長(59)は「柔らかく甘いのが特徴。すき焼きやネギラーメンなどとてもおいしい」と自信をのぞかせ、「売れるネギということを分かってもらい、生産者が増加してくれれば」と話している。

  

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