千代園児たちがよこね田んぼで田植え体験

地域の話題

[ 2011年 5月 21日 土曜日 10時19分 ]

 日本の棚田百選の飯田市千代のよこね田んぼで20日、社会福祉法人しゃくなげの会千代保育園・千栄分園(澤田裕子園長)の園児41人により、田植えが行われた。保護者やカメラマンなどの見物客も多く訪れ、一生懸命に苗を植える園児を見守った。

 よこね田んぼは芋平地籍に広がる約3ヘクタール110枚の棚田。農業従事者の高齢化が進むなか、昔ながらの棚田を後世に残そうと98年に地元住民で保全委員会を発足。棚田のうち46枚(約1ヘクタール)を管理し、地元の小中学生や保育園児、体験修学旅行生の体験へ提供している。

 ことしの田植えは18日から始まり、25日まで続く。4月中は肌寒い天候が続き苗の生育が心配されたが、5月になってから温暖な日が続き、平年並み。

 よこね田んぼの棚田は、太陽の光を浴びてきらきらと輝き、カエルやウグイスの鳴き声が聞こえる絶好の田植え日和。フォトコンテストの影響もあってか会場には近隣からのアマチュアカメラマンがずらりと待ち構えた。

 到着した園児は保全委員から苗の植え方を教わるとさっそく田んぼの中に足を入れた。冷たい水とぬるっとした泥の感触に驚きながら、張ったひもに沿って一つひとつ丁寧に植えていった。

 林邦久保全委員長は「保全委員も高齢化してきているが、子どもたちの元気な姿を見て我々も頑張れる。市内の公民館のグループで誘い合って写真撮影に来ているところもあり、にぎやかな田植えになった」と喜んでいた。

 同日午後には地元小中学校による田植えも実施された。22日には地区内外のボランティアによる田植え、25日には体験旅行による体験も予定している。

  

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