千曲川流域学会が根羽村で調査研究会開く

地域の話題

[ 2011年 11月 8日 火曜日 9時59分 ]

 流域を単位とする新しい地域研究のあり方を探る「千曲川流域学会」(事務局・長野大学)は5、6の両日、調査研究会を根羽村で開き、「矢作川方式」として注目を集める同村と愛知県矢作川流域の連携に学んだ。

 5日に村老人福祉センターしゃくなげで開いたパネルディスカッション「流域社会の持続的発展に向かって」には、千曲川流域の自治体、NPO法人、団体の関係者、村の議員や一般ら約40人が出席。大久保憲一村長と明治用水土地改良区(愛知県安城市)の竹内清晴事務局長、根羽村森林組合の小木曽亮弌組合長らが取り組みを紹介した。

 大久保村長と小木曽組合長は、明治時代から続く村独特の山づくり、100年前から続く下流域との連携、1995年を契機とする林業再生に触れ「下流域だけが繁栄しても、上流域が駄目になればすべてが駄目になり、連携すれば互いが生きる。今後もさまざまな応援と連携が重要になる」(大久保村長)、「下流域の応援なくして根羽はあり得ない」(小木曽組合長)と述べた。

 明治用水の竹内事務局長は昭和40年代の公害や開発に伴う土砂流出で水質管理に力を入れるようになり、同時に上流域の気持ちに気づいたことで協調路線を強めたと報告した。

 シンポジウムの前には「限界集落」の名付け親として知られる長野大の大野晃教授が、山村の現状と流域共同管理について講演し、「地方の疲弊は森林と山村の衰退から生まれ、再生は森林と山村の豊かさから始まる。山村の再生は重要な局面を迎えている」と語った。

 6日は午前中に村内を視察しながら、流域を共同管理するネットワーク構築について考えた。

  

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