南信濃で兼高かおるさんと座談会開く

地域の話題

[ 2009年 12月 4日 金曜日 8時55分 ]

 遠山郷で1日から始まった霜月祭りを見学するため来訪したジャーナリストの兼高かおるさん(81)を囲んで地域振興について考える座談会が2日、飯田市南信濃自治振興センターであった。遠山郷観光協会が主催し、約50人が参加した。兼高さんは1959(昭和34)年から90(平成2)年まで「兼高かおる世界の旅」を放映。現在は横浜人形の家館長、兼高かおる旅の資料館名誉館長、日本旅行作家協会副会長などを務めている。

 市観光課が6月に実施したエコツーリズム研修会の講師を務めた観光カリスマの山田桂一郎さん=スイス在住=の勧めで初めて遠山郷を訪れた兼高さんは「大変感激した。夜中の12時までとても帰る状況でなかった。人に見せるものでなく、地元の人たちの熱意に引き込まれた。あっという間の12時だった」と祭りの感想を語った。

 また、遠山郷の魅力について「漬物やそば、まんじゅうなど食べ物がおいしいものばかり。観光に一番必要なのはその土地独特の魅力。風景、名所、歴史とともに、食べ物も重要な要素」と指摘。「光や空気が違う。天が与えた自然の栄養がいっぱい。こんなところに住んでいてみなさん幸せ」と語った。

 最後に、兼高さんは「マイナス面でなくプラス面を強調してほしい。残りの人生は楽しく、元気にやりましょう」と激励した。

  

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