反核平和の火をリレー、2日かけて飯伊14市町村

地域の話題

[ 2010年 7月 30日 金曜日 15時47分 ]

 下伊那地区平和友好祭実行委員会(小島徹実行委員長)は28、29の両日に「反核平和の火リレー」を飯田下伊那地域で繰り広げた。飯田市役所には29日朝に「平和の火」が到着。小島実行委員長が渡邉嘉蔵副市長に、憲法9条改正反対や非核三原則の堅持など8項目を国に求める要請書を手渡した。

 被爆地の広島で始まった同リレーは、ことしが29年目。反核や平和、人権尊重などを訴える全国的な運動で、広島市の平和公園に燃え続ける「平和の火」を掲げて走り継ぐ。県内では23回目を迎え、ことしは今月13日に山ノ内町を出発。8月6日の飯山市まで、県内全市町村を若手の自治体職員ら約1000人がリレーする。

 飯伊では28日の下條村を皮切りにリレーを開始。管内14市町村の職員らが、上伊那郡から引き継いだ「平和の火」を掲げて各市町村役場近辺を走り、29日夕に阿智村清内路から南木曽町へ手渡した。

 飯田市役所駐車場には29日午前8時45分ごろ、トーチを持ったランナー約20人が集結。迎えた同市職員労働組合の後藤武志執行委員長は「地道に使命感を持って続けていくことが大事」と激励した上で、世界の反核へ向けた動きを指摘し「反核、平和の輪が広がることを祈念している」と話した。

 小島実行委員長は、唯一の被爆国として、反戦や反核、世界平和を訴える使命感を強調し▽憲法9条の改正反対▽原子力政策の見直し▽原爆被害者保護法の抜本的改正▽非核三原則に基づく非核法制定―など8項目を国へ求めるよう市側へ要請した。

 受け取った渡邉副市長は「核廃絶に向けた世界的な動きが少しずつだが着実にある中、このような地道な取り組みは非常に大事」と行動をねぎらい「要望に対しては、平和都市を宣言する市として、やるべきことを進めていく」と応じた。

 

  

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