受験生に人気の「鼎駅切符」が復活

地域の話題

[ 2017年 1月 18日 水曜日 15時44分 ]

合格祈願の台紙と切符

 合格祈願などでかつて受験生たちに人気を集めた「鼎駅切符」が約4年ぶりに新しい形で復活した。JR東海飯田線の飯田駅(畑中徹駅長)が独自企画として、鼎駅(飯田市鼎中平)―桜町駅(同市桜町)間の乗車券購入者に、合格祈願の台紙の提供を開始。早くも話題を呼び、これまでに200枚ほどが利用されている。

 鼎駅の入場切符は「鼎」が「叶える」につながって縁起が良いとして、受験シーズンになると受験生や保護者らが買い求める姿が風物詩になっていた。

 駅員の無配置化で2013年4月に鼎駅が無人駅になったため、入場券は姿を消し、途絶えていた。

 台紙作成による新たな形での復活は「無配置化後もたびたび問い合わせがあった」ことを踏まえた形。同駅の社員が「気配り、心配り」のスローガンの下で企画した。

 桜町駅の「桜」も掛けて「願いかなえて桜咲く」のキャッチコピーをつくり、両駅の文字が印字される鼎―桜町駅間の乗車券を貼ることができる「合格祈願」の台紙900枚を手作りで作成し、飯田特産の水引で装飾した。

 受験生の利用率が高い飯田、伊那上郷、鼎、天竜峡の各駅にポスターも掲示してPR。昨年12月に同区間の乗車券購入者に提供を開始したところ、年末までに200枚余が利用された。なかには生徒全員の切符を購入する教員の姿もあったという。

 台紙の提供は受験シーズン中の3月末まで。鼎―桜町駅間の乗車券が購入できる飯田駅と天竜峡駅で受け付けている。同区間の運賃は190円。希望に応じ、行き先は桜町駅以外にも変更できる。

 平沢秀樹助役(63)は「少しでもお客さんに喜んでいただくことができれば」と話していた。

  

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