可憐なササユリ見頃に あいパークやすおか

地域の話題

[ 2018年 6月 14日 木曜日 16時31分 ]

整備作業に励むスタッフの前で可憐な花を咲かせるササユリ
 泰阜村平島田の村観光施設「あいパークやすおか」で県指定希少野生植物のササユリが開花し始めた。施設スタッフが丹精込めて育ててきたピンク色の可憐な花が風に揺れ、ドリームボブスレー場周囲の斜面から来場者を出迎えている。
 咲いているのは、施設内に自生していたものを移植したササユリ。敷地内には約300株が植わり、例年よりも1週間ほど早く見頃を迎えそうだ。
 同施設は、四季折々の山野草が咲き乱れる公園を目指し、現在10人のスタッフでササユリなどの保護を進めている。
 6年ほど前、萩本造園=同村三耕地=元社長の故・萩本賢治さんから譲り受け、種から育てたササユリは今年5枚葉まで育ち、施設管理人の木下之義さん(65)は「来年は花を咲かせるのでは」と期待を寄せる。
 当時、スタッフらは株数を増やそうと、萩本さんからササユリの種子からの芽出し方法を学んだ。
 収穫した種をネットに入れて日陰干しし、殺菌剤や土を混ぜてビニール袋に入れ、1年間土の中に寝かすと発根する。この方法から地道に数を増やし、まいた場所からは小さな芽が多数出ているのを確認している。
 「苦労するがやりがいはある」と木下さん。「環境整備活動はまだまだ道半ば。今後は維持管理も徹底していきたい」と意気込みを語った。
  

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