名古熊神社に個人製作の竹宵を設置

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[ 2016年 12月 27日 火曜日 15時39分 ]

001_2年参り竹宵

 二年参りに訪れる人を歓迎しようと、飯田市鼎の名古熊神社に個人が製作した竹宵(竹ぼんぼり)が設置された。例年以上に手の込んだものが鳥居から賽銭箱の前まで取り付けられ、神社関係者を喜ばせている。

 凝った竹宵を作ったのは、名古熊在住の整体師・上松敬治さん(63)。昨年までは名古熊区が二年参り用の竹宵を準備していたが、今年から諸事情により区としては用意しないと聞き、「それなら私が」と一肌脱いだ。

 上松さんは東急ハンズ主催のクラフト公募展「ハンズ大賞」(第11回)に入選するなど手先が器用で、同神社の竹宵作りには3年前から関わってきた。

 ことしは見栄えのする太い竹約40本を10月に伐採し、「お正月は楽しい方がいい」と、余暇を利用してさまざまなものを製作。竹宵は長く使えるように緑と金色に塗った。

 神社入口には鳥居に見立てた竹宵、参道には「迎春」「賀正」や松竹梅の模様などの穴を開けた18本の長尺竹宵、手水舎には花器の鶴頸(つるくび)をモチーフにした装飾とひしゃく、縁起物売り場には看板代わりになる「お札・お守り」の文字入り竹宵、賽銭箱の前にも気の利いた竹宵を取り付けた。

 余った材料を利用して作った徳利や花器、亀型の物入れ、おちょこなど十数点の竹細工は、欲しい人に無料でプレゼントするという。

 区長の三ツ石勝昭さん(72)は「区では続けられなくなったが、無償で引き受けてくれて本当にありがたい」、神社総代の今井育男さん(74)も「奇特でありがたい話。おかげで鎮守の杜が活気づく」と感謝している。

 竹づくしの装飾を済ませた上松さんは「地区の人たちが喜んでくれるなら、さらに充実させたい」と笑顔で話した。

  

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