喬木村は26日、1日15分以上の運動をした住民の人口に占める割合を競う笹川スポーツ財団(東京)主催「チャレンジデー」に参加した。子どもから大人までが午後9時まで体を動かし、県外の2町と参加率を競った。
参加は9年連続。飯田下伊那では同村のみ。
早朝のラジオ体操に始まり、健康ウオーキング、ゲートボール、マレットゴルフ、ミニサッカー、バドミントン、ソフトバレーボール紅白試合など各地で実践。夜まで続き、多くの住民が興味のあるスポーツに参加した。
阿島のAコープたかぎ店駐車場には、ニュースポーツと体力測定ができるテントを特設。買い物ついでの親子連れらが気軽に立ち寄り、競技に楽しむ姿があった。近くの木下宏吉さん(82)は囲碁ボールに挑戦し「思ったよりもおもしろかった。いい運動になりました」と笑顔だった。
チャレンジデーは、15分以上継続してスポーツや運動に取り組んだ「住民参加率」を、人口規模がほぼ同じ自治体と競うというユニークなイベント。敗れた自治体は、勝った自治体の旗を庁舎のメーンポールに掲揚するルールもある。
過去8回は計11自治体と対戦し、通算成績は5勝6敗。昨年は、参加率が過去最高(76・4%)を上回る81・2%。対戦した鹿児島県和泊町(82・9%)に敗れたが、岩手県藤沢町(80・7%)には勝利した。
今回の対戦相手は沖縄県宜野座村と岩手県葛巻町。宜野座村は初参加、葛巻町は16度目で昨年の参加率は76%だった。