喬木村で木質ペレットを燃料にしたイチゴ収穫

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[ 2010年 1月 20日 水曜日 8時54分 ]

 喬木村が木質ペレットを燃料にしたボイラー1台を試験的に設置し、特産のイチゴを栽培している村農村交流センターで19日、初収穫があった。品種は甘みが特徴の「章姫」。赤く色付き、中川渉所長は「甘みも十分」と手ごたえを示した。

 高設栽培した株から大粒の実がぶら下がる。一部で病気が出たものの「初めてにしては上出来」(中川所長)。20日には大平利次村長らが試食に訪れるという。

 地球温暖化につながる二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えた「エコな農業」の取り組みの1つ。

 同センターによると、イチゴ農家の多くは重油ボイラーなどでハウス内を暖めている。温暖化防止が叫ばれる中、化石燃料の使用料を減らした農業の可能性を探ろうと、センター内にあるビニールハウス約100平方メートルを利用し初めて試みた。

 計画だと、村内で出たリンゴなどのせん定枝や間伐材を木質ペレットの原料にする。

 ボイラーの最大出力熱量は約1万3300キロカロリー。ペレットボイラーを深夜から朝方にかけて稼動させ、さらに加温が必要な場合は重油ボイラーも併用する。

 ペレットボイラーの設置やイチゴ栽培施設費など、総事業費は約350万円で、県の補助金260万円を充てた。村は今後、ペレットと重油の燃料費の比較などを行い、イチゴ農家への普及を目指していく。

  

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