喬木村の富田、氏乗で恒例イベント

地域の話題

[ 2010年 5月 4日 火曜日 8時13分 ]

 喬木村山間部の富田と氏乗両地区で3日、地元でとれた農産物を売るイベントがあった。ともに、飯田市中心部と遠山郷を結ぶ県道上飯田線沿いに位置する農産物直売所を会場に、山間地ならではの食材を提供。大型連休を利用して県内外から車で通り掛った観光客らでにぎわった。

「楽珍おやき」人気

 富田の農産物直売所「楽珍館」では恒例の山菜まつり。地元の有志でつくる楽珍会のメンバーがタケノコ、タラノメ、コシアブラ、ウドといった山菜や五平もち、草もち、旬の食材を使った天ぷらを格安で販売した。無料で振る舞った山菜汁は好評で、訪れた人たちは「野菜がたっぷり」「こんなにおいしいのは初めて」などと喜んでいた。

 人気だったのが、今回初めて提供した「おやき」。サツマイモ、ヨモギ、カボチャなど地元でとれた野菜たっぷりの富田伝統のおやきで、楽珍会は「富田の食文化を知ってもらおう」と、“楽珍おやき”と名付け販売。焼き立てをおいしそうにほお張る観光客の姿が多く見られた。

 楽珍館は営業開始から5年目を迎え、6月5、6日には創業祭を計画している。無料の山菜汁や、好評のたけのこ寿司に加え、地元の農産物をふんだんに取りそろえ通常より格安で販売するという。

 楽珍会の木下勇人会長(72)は「リピーター客は年々増えている。日ごろの感謝の気持ちを込めたい」と話している。

 山菜まつりは5日まで。いずれも午前8時半~午後5時。

4年目「氏乗自慢」

 氏乗の農産物直売所「田舎道」では、この時期の恒例「氏乗自慢大集合」が開かれた。住民でつくる実行委員によると、来場者は1000人を超えた。

 旬の山菜、特産ブルーベリーのジャム、コンニャク、焼き魚、地元主婦らの手料理も並び、テントの下ではそろいの法被を着た実行委員が威勢よく客を呼び込んでいた。

 伊久間の有志でつくる「伊久間そば愛好会」も協力、手打ちそばの実演をするなどして祭りを盛り上げた。

 車で通り掛った県外客が多く、並べた山菜の安さに驚きながら買い求めていた。

 氏乗自慢大集合は07年から始まり、毎年春と秋に開催。イベント名の通り地区自慢の品々を集め、観光客らに販売している。萩原勲区長(68)は「天候にも恵まれ大勢の客を集めることができた。氏乗を知ってもらう良い機会として今後も続けていきたい」と話した。

  

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