喬木村社会福祉協議会が紙芝居制作

地域の話題

[ 2017年 10月 21日 土曜日 14時49分 ]

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 喬木村社会福祉協議会は、村に伝わる民話を題材にした紙芝居を制作した。イラストと、紙芝居を入れて使う枠「舞台」はゆかりのある人に依頼。温かみを感じる作品に仕上がり、関係者は完成を喜んだ。

 同社協では、喬木村に伝わる民話などを一冊にまとめた本「たかぎの民話と伝説」(村教育委員会発行)を利用者に向けて読む機会を設けている。

 民話をより身近にと、紙芝居化を計画。作品の題材には、小川地区の九十九谷(くじゅうくたに)にまつわる民話「逃げ出した九十九谷の鬼」を選んだ。

 イラストは東京都武蔵野市の主婦、原京子さん(66)=阿島南出身=に依頼した。原さんは母が村内の福祉施設を利用していたこともあって「お役に立てるなら」と快諾。趣味で続ける絵手紙を生かし、絵手紙と同じ顔彩(がんさい)と呼ばれる発色のよい専用の絵の具を使って、A3サイズの厚紙9枚に独特のタッチで描いた。

 100番目の谷を気に入った鬼が数字の百を聞くと暴れて村人を困らせたため、九十九谷と呼ばれるようになった―との内容で、原さんは「(鬼や険しい谷は)想像を膨らませた」と振り返った。

 舞台は社協のボランティアにも参加している木工業の多田尚人さん(80)=伊久間=が専用に手作りし、拍子木とセットで寄贈した。

 社協は近く、利用者に披露する。学校など希望があれば貸し出しもするとし、第2弾となる作品の制作も計画する。
 舞台に収まった紙芝居を見た原さんは「楽しんでもらえたらうれしい」と話していた。

  

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