国産10番目のピアノがNHKで放映へ

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[ 2010年 8月 3日 火曜日 9時45分 ]

 飯田高校玄関ホールにあるピアノの演奏風景が4日午後10時から放送予定のNHK総合テレビ「歴史秘話ヒストリア」で放映される。「ピアノが語る明治・大正・昭和」と題した番組で、5月11日に玄関ホールで行われたピアノによるロビーコンサートの様子が紹介される。

 このピアノは1902(明治35)年にヤマハで製造され、同校の前身である飯田中学が03年に時価430円で購入した。当時の年間の学校予算は教員給料を含めて7000円の時代だった。ピアノには「1010号」の刻印があり、国産10番目の製造を意味する。

 このピアノが再び脚光を浴びることになったのはちょうど10年前。同校独立100周年の際、倉庫にほこりをかぶっていたものをヤマハで鍵盤などを修復、調律し現役に蘇った。当時、同窓会事務局に携わっていた宮下洌さん(78)が引っ張り出してきて100周年記念事業の1つとして計画した。

 予算は70万円と少なかったが、同窓会静岡支部の総会で当時の長坂好忠会長がピアノの話をしたところ、出席者の中にヤマハの役員がいた。たまたま、ヤマハも創業100周年にあたり、200万円を出してくれることになり計270万円で修復、調律できた。それには条件があり、北海道や千葉などで展示演奏をしたが、千葉で行った時は卒業生がきて感動し便りをくれたエピソードもあるという。

 同校では、正面玄関ホールでピアノによるロビーコンサートを月1~2回、昼休みに行っている。同校の松本浩徳音楽教諭(37)は「現在も使える希少価値のあるピアノを生徒たちに知ってもらうためにミニコンサートを行っている。将来音楽を志す生徒たちと音楽活動をやっている生徒たちの発表の場としても活用したい。ピアノの構造は今もほとんど変わらないが、音程は若干低い。楽器の機能としては限界があるが、趣のある楽器の音色を楽しんでもられれば」と話している。

  

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