松川町を舞台にした映画「実りゆく」の公開へ向け、町民有志で作るグループ「八木組松川支部」は、元大島のまつかわスタイルプラザ「ぷらっと」など町内3カ所に展示コーナーを設け、映画をPRしている。
町役場ロビーと町中央公民館えみりあ2階、ぷらっと内の3カ所に設置。いずれも主演のまんじゅう大帝国・竹内一希さんや八木順一郎監督、松尾アトム前派出所さんのサイン入りのポスターやTシャツ、町内ロケの風景を撮影した写真などを展示している。
このうち、ぷらっとの展示は16日から公開。父親役の田中要次さんが撮影で着用した大洲七椙神社のサイン入り法被も展示した。新井商店街や七椙神社での撮影シーンの写真とともに、手作りのリンゴの木のオブジェやリンゴ畑の写真も飾り付けている。
八木組松川支部は、地元から映画上映を盛り上げようと地元住民ら15人で活動する。町CATVチャンネル・ユーの協力で番組「実りゆくが実るまで」を制作し、4月から12月まで毎月1回(全9回)放送する。
国道への横断幕やぷらっと壁面の掲示の他、「南信州から実りゆくんだに」と題してユーチューブやフェイスブック、ツイッターなどで情報発信を繰り広げている。
メンバーの一人、小島慎司さん(50)は「会場ごとに並べている写真が違うので3カ所とも訪れて見比べてほしい」と話していた。
◎写真説明:「実りゆく」のPR展示(ぷらっとで)