地域資源の星を身近に 浪合でプラネタリウム作り 阿智村

地域の話題

[ 2017年 3月 4日 土曜日 13時11分 ]

組み合わせてドーム状スクリーンを作る(旧浪合中で)

 阿智村協働活動推進課と浪合公民館は4日、親子向けにプラネタリウム作りを浪合学校中学校棟で行った。ダンボールを組み合わせて直径2メートルほどのドーム状スクリーンを作り、旧浪合中にあるプラネタリウムで星を投影。地域おこし協力隊の田村沙織さんの解説で星を学んだ。

 全村博物館構想を進める村の認定地域資源普及事業の一環として実施し、県の地域発元気づくり支援金の助成を受けて実施。認定地域資源を活用する事業は、これまで案内板地図の設置やウオーキングイベントなどが行われてきたが、子ども向けの体験事業は初めて。

 旧浪合中学校には建設当時からプラネタリウム投影機と天球ドームが設置され、星の学習ができるようになっていたが、阿智中学校へ統合して中学校棟が利用されなくなるとプラネタリウムが活用されないでいた。

 備え付けの天球ドームは設置に時間がかかることから、子どもたちが手作りしたドーム状スクリーンを常設することで再び星の学習に活用してもらおうという狙い。

 手作りのスクリーンは、市販のキットを利用。訪れた保育園から小学生の親子連れ10組は、80枚ほどの白いダンボールを折り曲げて止め具で組み合わせ、大きなドームが完成。内側にプラネタリウム投影機を入れて星が映る様子を楽しんだ。

 後半は、持ち帰り用の小型の手作りプラネタリウムに挑戦した。紙に書かれた星座の星に穴を開け、組み合わせ正十六面体を作成。内側から豆電球で光を当てて星を映し出した。

 浪合小5年の男子児童(11)は「ここにプラネタリウムがあるなんて知らなかった。小さなプラネタリウムを使って家でも星を勉強したい」と話していた。

 浪合では、治部坂高原を舞台に「星の駅プロジェクト」が進んでいる。レンゲツツジが咲く芝生エリアを整備したほか、来年度事業で旧宿り木の湯を星の駅の拠点施設へ改装。星を学ぶ体験プログラムなどを手掛けていく予定だ。

  

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