地活レジェンド講座、横浜市民と交流ツアー

地域の話題

[ 2016年 10月 25日 火曜日 15時57分 ]

チョージさんのライブ

 地域での生き方を考える「地活(ちいき)レジェンド育成講座」(飯田市公民館主催)の受講生12人と、地域づくりに携わる横浜市民ら10人余との交流ツアーが22、23の両日、飯田市内で行われた。和歌山で農業に取り組む、シンガーソングライターのチョージさん(横浜市出身)のライブや市内散策などを行い、交流を深めながらそれぞれの活動や暮らしを振り返った。

 同講座は、地域の宝を次世代に伝えるための学びに取り組みながら、地域で活躍できる「地活レジェンド」を目指して、2014年に開講。地域づくり団体や農業、自営業者らが受講している。

 講座のアドバイザー・吉田洋子さん(横浜市)を介して昨年から、農業に関わる受講生が横浜市反町の物産展「反町駅前マルシェ」に出展して飯田の農作物をPRしたり、チョージさんら地域振興に取り組む人たちを飯田に迎えたりと、両市で行き来しながら交流を深めている。

 今回は「街の人と里山の暮らしを結ぶ交流ツアー」と題し、横浜の住民らを迎えて飯田で交流。22日には、受講生が経営するカフェでチョージさんのライブを開いた。

 ライブでは、チョージさんが各地の人々との交流や農作業の中で生み出した作品を演奏。代々受け継がれてきた土地の記憶をテーマにした歌や、三重の酒蔵の銘柄を織り込んだ曲、和歌山の地域住民と50年ぶりに復活させた音頭などを、優しい歌声で次々と歌い上げた。

 続いてチョージさんと吉田さんの司会で、参加者が自己紹介。それぞれが取り組む活動や交流への思いなどを語った。この日は、天竜川の鵞流峡復活プロジェクトのメンバーもゲスト参加し、不法投棄ゼロに向けた放置竹林の伐採と竹の活用法を紹介した。

 受講生は、天龍峡の若手経営者らでつくる「天龍峡この指とまれ」や、遠山郷に伝わる藤糸の復活に取り組む人、果樹栽培や養豚に取り組む農家など。

 長野原の農作物の加工に取り組む「笑(に)ったり寄ったり」のメンバーは「長野原のおいしい加工品を県外にも発信したい」とし、留学生の受け入れを行う「ホストファミリーの会」は「自分たちが日本や飯田の代表のような気持ちで、留学生に日本や飯田の良さを伝えたい」と語った。

 横浜からは、まちづくりに関わる住民や横浜国立大学の大学院生らが参加。反町商店街からの参加者は「反町にも飯田出身の人がいて、マルシェへの出展を楽しみにしている。飯田のアンテナショップもつくってもらえたら」と呼び掛けていた。

 夜には、飯田の食材を使ったワンプレートや五平餅などを味わって交流。翌23日は、小笠原家資料館や川路公民館文化祭、天龍峡などを訪れたり、受講生のリンゴ農園でチョージさんの野外ライブを行った。

  

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