売木村の陶芸窯復活PJで湯飲みを配布

地域の話題

[ 2016年 12月 28日 水曜日 15時25分 ]

002売木陶芸

 総合戦略に「芸術の村」を盛り込み、先人が築いた施設や設備の再生・利活用を掲げる売木村の陶芸窯復活プロジェクトで、今月初旬に初火入れを行い、無事に焼き上がった湯飲み約100個を村民に配る試みが、27日から始まった。

 

 東京芸大卒で村地域おこし協力隊2年目の西山彩音さん(29)=岡山県赤磐市出身=を中心に、岩倉地区で10年ほど前まで村民が活用していた陶芸窯を再生する事業。窯は「イッテコイ式」と呼ばれ内径は1立方メートル。ほぼ使える形で残っており、窯周辺の柱や屋根などを修復した。

 

 整備には地域の協力が大きかったことから、西山さんは村民にプレゼントするための湯飲み200個を作って窯に入れ、18日に焼き上がった。「出来具合から、配れるのは100個ほど」(西山さん)。窯や活動拠点として整備した陶芸工房の地元岩倉地区の住民らを中心に、来年の地区新年会などにも参加しながら直接手渡していく予定という。

 

 村内での陶芸体験教室の開催やクラフトフェアへの出展などを活動の軸に、来年からの本格活動を見据える西山さん。「初めてにしては良い焼き上がり。地域の協力と理解がなければ絶対に無理だった」と振り返り、「定住と起業に向けて、協力隊の3年間をしっかり活動したい」と話した。

 

 まきを集めるなど初窯に協力した岩倉地区の遠山政信さん(78)は、この日西山さんから湯飲みとぐい飲みをプレゼントされると「始めた以上頑張ってもらいたいし、助けてあげたい」とエールを送った。

  

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