大学生ら「南信州サポーター」と若手農家が交流ツアー

地域の話題

[ 2014年 5月 29日 木曜日 11時40分 ]

 南信州のサポーターとなる首都圏在住の大学生たちと地元の若手農家による交流ツアーが24、25の両日、飯田市上久堅の越久保高齢者若者センターなどで開かれた。初日に農業体験や夕食交流会で親睦を深め、2日目のワークショップで、南信州をどうPRしたり、盛り上げたりできるかアイデアを出し合った。

 2027年のリニア中央新幹線の東京品川―名古屋間の開業を見据え、飯田観光協会(中島一夫会長)や市観光課が前年度から取り組む首都圏へのPR・交流事業「南信州へおいでなんしょ!プロジェクト」の一環。今回の参加学生らは「南信州サポーター」として、夏に品川区の商店街で行われる南信州物産展での呼び込みや販売をはじめ、南信州の認知度アップに向けた企画の考案・実践などプロジェクトの盛り上げ役を担っていく。

 首都圏12の大学から、フィールドワークで飯田を訪れたり、南信州出身だったりを含む学生20人が参加。南信州の若手農業者でつくる「かたつむりの会」や地域おこし協力隊のメンバー、市職員ら約20人と交流する中で、南信州に暮らす人々の熱意や営みに触れた。

 2日目のワークショップでは「学生サポーターとして、どんなことができるか」をテーマに5班で議論。「学園祭で南信州にちなんだ店舗を出す」「学生視点の農産物巡りツアーを企画する」「フェイスブックやツイッターなどで情報をシェアしてもらう」「1日1回は飯田を話題にする」などの発想を出し合った。

 「賛同者とともにさっそく実行する」企画も発表し「品川の物産展に合わせて南信州の新鮮カフェを併設する」「南信州産の物品を見つけたらSNSで発信する」「帰ったら友だちに飯田の良さを伝える」などを約束。将来への波及効果も期待し「物産展の来場者を対象に、定期的に南信州の物産が届くプレゼント企画はどうか」といった提案もあった。

 学生サポーターの共同代表に選ばれた東京大学教育学部の男性は昨年の現地実習で「飯田の魅力は何より人」と感じたといい「立ち上がった学生ネットワークを絶やさぬためにも、月1ぐらいの定例会を開催できれば。グループの中で分野担当を決めるのもいい」と意気込みを話した。

  

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