大宮通り桜並木の桜開花宣言

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[ 2018年 3月 28日 水曜日 15時06分 ]

開花を確認する土井さん

 飯田市大宮通り桜並木のソメイヨシノの標準木が27日に開花し、南信州広域連合が開花宣言を発表した。平年より8日早く、昨年より10日早い開花。午後3時に開花を確認した気象アドバイザーの土井雅彦さん(65)は「今後の天候にもよるが、開花から5日ほどで満開を迎える。週末から来週初めが見ごろになるのでは」と話した。

 飯田では1953年から2006年まで、旧飯田観測所職員が馬場町や高羽町のソメイヨシノを標準木として開花日を予測。同所の無人化後は、同連合の気象アドバイザーが大宮通り桜並木の中部電力前交差点近くにあるソメイヨシノを標準木に観測を続けている。

 「開花」は桜の花が5、6輪以上開いた状態を指す。この日、土井さんは多くのつぼみが膨らむ中にぽつぽつと咲く薄ピンク色の花を確認し、開花を宣言した。

 平年より早い開花になった要因について、土井さんは「今冬の厳しい寒さで秋に休眠した花芽が目を覚まし、連日の20度を超える気温でつぼみが急激に成長したのでは」と分析した。

 同連合によると、開花日の平年は4月4日、満開日の平年は4月9日。統計開始から最も早い開花の記録は2009年の3月23日、最も遅い開花は1984年の4月19日という。

 ソメイヨシノの開花に伴い、今後多くの花見客が訪れる桜並木では、歩行者の安全性向上と桜の長寿命化を目的とする将来の1車線化を見据え、社会実験が4月20日まで実施されている。

 現在の片側2車線をバリケードなどにより1車線化するとともに、信号のない交差点7カ所で中央分離帯開口部を閉鎖。実験実施前、実験中、実験1カ月後の交通量および速度抑制効果を検証するとともに、最も多くの人が訪れる桜の開花時の交通量や歩行者動線の状況を調査する。

 このほど飯田市東野地区がまとめた基本構想・基本計画では、桜並木を子どもから高齢者まで安心してゆったり歩くことができるよう、桜が植えられる中央分離帯の拡幅による、歩道の確保などをイメージしている。

  

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