大平宿、古民家の雪下ろしに汗 外回り補強や部屋の掃除も

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[ 2018年 2月 22日 木曜日 15時55分 ]

大平宿で雪下ろしをするボランティア

 飯田市上飯田の大平宿で17、18の両日、南信州観光公社から現地確認(見回り)の委託を受けている広瀬秀一さん(73)=同市山本=とその知り合いの山仲間のボランティアら6人が古民家の雪下ろしに汗を流した。

 大平宿は1970(昭和45)年の集団離村から半世紀近くが経ち、古民家の経年劣化が進んでいる。今冬は3年ぶりの大雪で屋根によっては50~60センチの積雪がある建物もあり、今回6軒の雪下ろしを行った。

 大平出身の会社員、大蔵隆さん(67)=同市滝ノ沢=によると、大平街道の松川入ゲートの1~2キロ先から大平宿まで歩いて約5時間。東京から参加したメンバーも3人おり、17日は「紙屋」に宿泊。18日は朝8時から2時間雪下ろしを行い、3時のバスで帰京した。

 冬の大平は45年ぶりという大蔵さんは「雪下ろしは大平の古民家を維持していくための事業の一環。ぜひ地元の人たちにも『いろり体験』を通じて、昔を思い出したり、子どもや孫たちにも伝えてほしい」と願う。

 同公社は本年度、飯田市から大平宿の指定管理を受け、古民家9棟の利用や小さな修繕などを行っている。大きな破損については市に報告する。公社から現地確認の委託を受けた広瀬さんが月1回、現地定期点検を行っている。

 1月20日の見回りではトタン屋根にほとんど雪がなかったが、板ぶきの屋根はかなり残っており、補強の支柱の外れたものや戸の外れたものを補修したという。

 公社では、春先の5月初めからの宿泊者受入れに向け、外回りの補強や部屋の掃除をメインにしたボランティアの募集を行っている。問い合わせは、南信州観光公社(電話0265・28・1747)へ。

  

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