古民家の雪下ろし作業 飯田市の大平宿

地域の話題

[ 2015年 2月 12日 木曜日 9時06分 ]

 NPO活動法人大平宿をのこす会と一般参加のボランティア計9人は先週末、大平宿で古民家の雪下ろしを行った。

 大平宿は昭和45年(1970)の集団離村から今年11月で45年が経過する。現在17軒の古民家が残されているが、経年劣化に加え、今冬の豪雪で屋根によっては2メートルを超える積雪があるという。

 のこす会のメンバーで東京都豊島区の男性(38)によると、昨年12月の冬支度に続いて今回も参加者は大平街道の市ノ瀬橋ゲート付近から約3時間の登山を行い、深いところでは1メートル程度の積雪がある大平街道をスノーシューを着けて上った。

 参加者は、神奈川県から5人、東京都から1人、駒ケ根市から1人、飯田市から2人。メンバーは大平宿の愛好者や冬山登山の愛好者などが集まった。昼過ぎより作業を開始し、当日中に6軒の雪を下ろした。翌日は天候不順のために1軒のみ下ろし下山した。ことし初めての雪下ろしのために、降り積もった雪が圧雪され、下部はかなりの硬さでアルミ製のスコップでも突き刺さらないほどだったという。

 2日間で計7軒の民家の雪下ろしを実施したが、一部の建物は雪の重さで沈下し、建具の一部にたわみや、あまりの積雪に垂木の一部が損傷しており、大平街道の通行止めが解除される4月中旬以降、のこす会は補修作業を行うという。

 メンバーの男性は「一般参加者が積極的に雪下ろしをしてくれたおかげで7軒の庇(ひさし)の雪が下ろせた。特に、垂木が破損していたところの雪が下ろせたのが大きい。この雪下ろしがなければ軒が折れることが容易に想像できた。春まで頑張って持ちこたえてほしい」と語った。

  

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