飯田市と木曽郡南木曽町にまたがる大平峠「県民の森」では、モミジやカエデ、ナナカマドなどの木々が赤や黄色に染まり、まだら模様に山腹を覆っている。
標高1350メートル、南アルプスの山々を望み森林浴を満喫できる県営の公園。春の芽吹きから晩秋の紅葉まで楽しめることから、年間1万500人~1万8000人の入山者でにぎわう。
6日、管理する飯田市四区財産区(北方、大瀬木、下殿岡、上殿岡)の許可を得て小型無人機ドローンで撮影した。財産区の市川輝明議長によると、ことしは平年に比べて紅葉が遅く、本格的に色づき始めたのは10月下旬ごろだったという。
紅葉のピークは過ぎたが、県民の森キャンプ場は今月末まで開放しており、アウトドアを楽しめる。問い合わせは南信州地域振興局林務課(電話0265・23・1111)へ。
◎写真説明:赤や黄に染まった大平峠(6日、ドローンで撮影)