大河ドラマ、浜松で「直虎フォーラム」 飯伊も参加し地域振興

地域の話題

[ 2016年 8月 31日 水曜日 16時29分 ]

高森と飯田を含む井伊家ゆかりの9市町が「直虎宣言」採択(浜松市で)

 来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公、井伊直虎で地域振興を図ろうと、浜松市で8月26日、「直虎フォーラム」が開かれた。井伊家にゆかりのある高森町や飯田市を含む全国9市町の首長や担当者も参加し、観光振興や交流促進をPR。関係市町によるサミットの開催を盛った「直虎宣言」を採択した。

 直虎は徳川家康を支えた「徳川四天王」の一人、井伊直政の養母。女城主として遠州井伊家を断絶の危機から救った。井伊家の菩提寺と法縁深い高森町下市田の松源寺は、直虎の許婚(いいなずけ)の井伊直親(幼名・亀之丞)が今川氏の討手から逃れて匿(かくま)われた場所。一方、飯田市松尾町の峯高寺には、井伊家の血筋もくむ福姫(飯田城主・小笠原秀政の正室)の墓があり、飯田井伊家には亀之丞が残したという短刀が伝わる。

 フォーラムは大河ドラマの放映に向けた気運を高めようと、浜松市と「おんな城主直虎」推進協議会が直虎の命日に合わせて企画した。「井伊家と遠州」をテーマにしたパネル討論では、井伊家の現当主・井伊直岳さん、静岡大学名誉教授の小和田哲男さん、浜松市の鈴木康友市長の3人が意見を交わした。

 「いつかは取り上げられてもいい話題と思っていたが、いきなりの大河に驚いた」と井伊さん。直虎の人物像がどう描かれるかも話題に上り、小和田氏は「井伊家の危機的状況を支えた功績は大きい。芯の強い人物だったのでは」などと考察した。

 フォーラムには、浜松、高森、飯田の3市町のほか、井伊家に関連する史跡や史実などがある滋賀県彦根市、愛知県新城市、静岡県湖西市、袋井市、掛川市、御前崎市の関係者も出席し、直虎や井伊家との縁を紹介。高森町と飯田市は市田柿や水引、一本桜など南信州の魅力もPRした。

 飯田市観光課の担当職員は「関係市町の縁を生かし、連携して観光誘客などを図っていきたい」としている。

  

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