大藤会が飯田で全国大会開く

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[ 2010年 1月 21日 木曜日 8時04分 ]

 枝数を残す弱せん定技術の一つで、品質の高いモモの生産に効果が認められている「大藤方式」を採用する生産者たちの全国大会が19、20の両日、飯田市と豊丘村で開かれた。全国の産地から約200人が参加し、先駆者から講義や技術指導を受けた。

 同方式を取り入れる長野、山梨、岡山、福島、山形、青森県の生産者でつくる「大藤会」の恒例行事。年に1度、産地を持ち回りで開いている。

 長野県大会は2回目で、2日間にわたり、同市や豊丘村のほ場で技術講習会を開いた。

 同方式は、山梨県の萩原一忠さんらが考案した技術。樹齢や時期を見据えた対処をすることで弱せん定の弱点を補い、良質で玉伸びの良いモモを育てるという。

 同市鼎のJAみなみ信州生産部会議室では、先駆者の古屋二三夫さん(山梨県)が成否に影響する摘果の時期と日程について解説した。「もう一度、基本を確認してほしい」と呼び掛け、弱せん定ならではの注意点を予備、仕上げ、見直しの各摘果期に分けてアドバイスした。

 技術講習は、鼎で同方式に取り組む市瀬昌弘さん方のほ場で開講。果樹を囲んだ参加者らは、講師らの熱心な指導に耳を傾け、技術向上を誓い合った。

 飯田下伊那地域では、1985年ごろに一部の農家が同方式を取り入れ、広がっている。

  

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